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出版日記その4「企画会議」

職場整理収納アドバイザーの家村かおりです。

この日記は全く片付けの知識がなくても自分で働き易い環境に改善できるように、家村が提供する解決策の一つをまとめる内容を本にするまでを記録していくものです。

片付けに悩める方に少しでもお役に立てるように出版目指して奮闘する様子にお付き合いください(^-^)

 

出版日記その3「原点回帰」

 

同文館様の企画会議で私の企画が議論される日。

 

合否を待つ1時間が5時間くらいに感じます(笑)

 

待つ間、企画書を書いていた時を思い出していました。

 

私が整理収納アドバイザーになって、最初は一般家庭からスタート。4年経った頃、企業から初めてコンサル依頼を受けた時を思い出しました。金沢にあるみづほ工業株式会社様です。

 

企業のコンサルは経験が無かったので不安でしたが、現場を見せて頂くことに。

モノの片付けに関しては改善が沢山できると確信。後はわたしに務まるのか、、。

お話をお伺いし、真剣な想いにこの会社にお役に立ちたいと思いました。

 

でも一般家庭と違う事は、相手が一人ではない事。

組織だという事。

そこが私には未経験で考えさせれました。

 

でも断ったら、そこでご縁は終わり。

自分が組織は初めてだと正直に伝え、でも改善の方法はあることを伝えました。

 

出来る限りを尽くそうと思い、相手から断られるまでは、自分から断る事だけはやめようと思いました。

 

 

そして私はすでに企業へ入っていてるコンサルタントの村尾和美さんに相談。

まずは大阪にある枚岡合金工具株式会社様への見学を進められました。

 

見学に行き、社長に自分の状況を伝え、沢山の質問をしました。

ひとつひとつ丁寧に教えて貰いました。

その言葉だけが支えでした。

 

やった人だから真剣に答えられるんだと確信。

まずは自分もやらなきゃ始まらないと痛感です。

 

見学でとても心に残ったのは、社員の方が楽しそうに私達に会社を案内している表情でした。

 

一生の大半が会社で過ごしたとして、ずっと文句をいいながら働くより、働く事を楽しむことが何より素敵だと思いました。

 

私は自分がコンサルに入れたら、社員の方がこんな風な表情になるお手伝いをする活動がしたいと思いひとつの目標としました。

 

でもここに至るまでには相当なご苦労があったと見学会や書籍からも感じました。

 

私に出来るだろうか・・・。

帰りの電車の中でずっと考えました。

 

金沢に着く頃には、やれるかな?からやりたい!に変っていました。

その想いで、ずっと続けてきた活動。

 

その後はみづほ工業株式会社様にコンサルに入り一緒に切磋琢磨の日々。

私がコンサルとして育てて頂いた期間でもありました。

 

そこから、企業へのコンサル活動は今も続いています。

どの会社も社員を想う気持ちが伝わってきます。

 

挫折しないのは、社員を想う気持ちと、そのためにも生き残らなければという強い想いが根底にあるのだと感じます。

 

何年か経ちコンサルした先に見学者が来てださるようになりました。

そこで説明している社員の皆様の表情を見ることができました。今も心に残っています。

 

小さい範囲ですが、片付けに悩める職場に少しだけでもお手伝いが出来ていると感じています。

 

今回の書籍の企画書は組織より、まずは働く個人が少しでも片づけによって、働く事を楽しめる様に一人からでもできる内容。

 

そこからチームや全体に繋がっていく為に、安全を軸にしたひとつのやり方、結果に必ず繋げる為にハードルを下げる取り組み方を企画書に。

 

今困っている誰かに届くといいいなと願って。

 

 

そして企画会議の結果が届きました。

企画通過でした( ;∀;)

 

通過した理由の一つに、編集の戸井田さんが私のプレゼンを直に聞いて、伝わる様に戸井田さんが会議でプレゼンしてしてくれたことが大きかったと感じます。

 

 

 

私が書いて提出した抽象的な内容を編集の戸井田さんが直前の私のプレゼンを聞いて、より相手に伝わる様に話す。

 

編集の方って凄いと思いました。

  

戸井田さんに感謝を思う日でした。

 

 

次回は、出版に向けてキックオフミーティング!

長文お付き合いいただきありがとうございました(^-^)

 

今更ですが今日はXmas。

皆様、メリークリスマス!🎅

素敵な1日を!