職場整理収納アドバイザーの家村かおりです。
日々の活動記録をご紹介。
投稿が誰かの職場に少しでも貢献できたら幸いです。
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職場整理収納アドバイザー基礎講座(ハウスキーピング協会資格)
日時:2月16日㈬10:00~16:00
会場:オンライン
受講料:24,200円
今日は、済美幼稚園のテストクラスの整理収納アドバイスデイ。
まずは、ハード面の改善と見直し。
●壁紙のリフォーム
●制作展示用バーの定位置移動
●移動式ホワイドボードの撤廃、壁面に直接設置することで
足元の安全、掃除のしやすさ、誇りの滞留、コンセントの絡み改善
ハード面の調整が終えたところで、
流動性のあるモノの定位置、定量を最終見直しです。
時計、掲示物、モノの高さ等、
★職員が見やすい位置か?
★園児が実際に文字の大きさを認識しているのか?
★園児に個別に対応することで一人しかみれない場面を
複数の園児のお悩みが解決するように、モノの適正量をコントロール
ひとつ改善すると、また一つの課題と改善策が見え、
どんどん安全で効率的な環境になっていくのを全員が肌で感じます。
活動を通してメンバーの一人がコメント。
「今まで当たり前だと思っていたコトに対して、これがベストなのか?
と考える様になり、改善を模索し行動。物事の見え方が変わってきました」
人のスタンスが変わっていく瞬間に初期からのメンバーは
嬉しい気持ちで一杯でした。
下の画像は、
ただ貼っていた掲示物に対して仮に貼って議論。
●誰がどんな場面で見るのか?
●その場合見えない園児が発生していないか?
●先生の指導のしやすさに当てはまる場所か?
●適正量、高さ、在り方を改善できないか?
たかが少しのことで大きく改善出来る事が複数あり、
「たかが一つの事、されど大事な事」と感じる議論でした。
こうした実践を繰り返し、
整理収納の技術も大事ですが、活動の中で一番大変だったのは、
誰がリーダーになり、どのように仲間を巻き込んでいくのか?
人を動かす事の大変さ身をもって体験したことではないかと思います。
そこで、これまでの済美幼稚園での実体験をもとに
人材育成と環境整備の関係について研修会を開きました。
今だからこそ、やってきたからこそ、伝わる内容です。
このための準備を私も特に現実に起こった出来事を交えお話ししました。
PDCAサイクルが上手くできる人とそうでない人がいます。
その中で、目的に対する手段の過程で感情の問題が発生する場合があります。
何を言っているんだか?(笑)伝わりにくいですよね。
メンバーは自分も含め、環境整備がある一定の人材育成に繫がっていることは
肌で感じてわかっています。
しかし、説明してみて?となると
抽象的で曖昧、人によって表現も違うので伝わ方も違います。
そして、今後メンバーは人を巻き込んで実践していく中で
説明したくなる場面、説明しないと進まない場面が絶対にやってきます。
具体的に
環境整備がどのような人財育成の効果をもたらすのか?
何が、誰が、どの場面で、ある事にきづくのか?
それを、シンプルにかつ具体的に、誰もが説明出来るように
共通認識できるように、研修でした。
今日は、安全や効率化の先の人に関して
やっと話せる時でした。
実践前に話しても、何のことやらだったと思うので
実践3年目の今が話時だったと感じます。