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金沢森林組合「整理整頓動き出す」2021/5/26

職場の整理収納アドバイザー、家村カオリです。

 

今日は、整理整頓研修と済美幼稚園見学会を実施した

金沢森林組合様へ。

 

もう、動き出していました。

 

 

職場の環境整備の秘訣は、

  • 覚えられる学びの分量、要は少ない分量
  • 一部の人ではなく全員が学ぶこと

これが私が考える実践への近道だと考えます。

 

これまで、トヨタ関連やビジネス書を沢山読んでいる人たちが

知識は沢山あるけれど、実践に移せないと沢山相談を受けてきて

行きついた私の研修方法です。

 

リーダーがトコトン学んでも、動くのはみんな。

その場合、経験のないリーダーがみんなを動かすのは

説得力がないので至難の業。

 

10を実践しよう!とせず、

1だけ実践しようとなれば、とても分かり易いので

皆動き出します。

 

私の研修は、基本的で難しいことは言わず、

当たり前のことを、分り易く、

私のクライアントの実践現場を通して伝えています。

 

金沢森林組合様、といっても8つの現場が受講。

各所がご自身達のペースで実践されています。

  • 本所
  • 3つの支所
  • 工場
  • 現場土場
  • 緑化僕センター(販売所)
  • 林業の大学

 

今日は、現場土場に実践状況を確認。

2週間で沢山の廃棄と整頓を実践していました。

 

今まで、土場までの道に手すりや階段などない状態。

そこから安全ではなかったと気づき、

早速、取り付けていました。

 

研修では、収納ノウハウよりも、

安全でない場所を徹底的に潰すことが先決だと順序を

伝えているので、余計な事を考えず実践しやすく促しています。

土場にある不要な木も伐採し、金沢の景色が見わたせる空間へ。

少しの事でも、みんなで動けば大きく現場は変わります。

土場は、以前は多くチェーンソーや森林に関わる道具が沢山。

 

直置き、分類、ゾーン分け、表示、標識、使用頻度別収納、動作動線削減

が全くない状況。難しく考えず、基本の考えと手順を伝えただけ

私が不参加でも動けています。

  • 要らない物が全て廃棄
  • 全てに必要な仕組みを構築

土台が出来たので、

更なる改善の為に、現状の課題をお伝えしてきました。

何をすればよいか明確なので、それを実践していくだけです。

 

見学で同じように実践している現場(済美幼稚園)を

見ることで、目標ができて実践に繫がったようです。

 

1年後には、済美幼稚園様が金沢森林組合様に見学にいく

 

約束をしているので、それもお互いが励みになっているようです。

次は緑化木センター様の取組をご紹介します。

本日も、ブログを読んでくださる皆さまに感謝します(^-^)