職場の整理収納アドバイザー、家村カオリです。
今日は、整理整頓研修と済美幼稚園見学会を実施した
金沢森林組合様へ。
もう、動き出していました。
職場の環境整備の秘訣は、
- 覚えられる学びの分量、要は少ない分量
- 一部の人ではなく全員が学ぶこと
これが私が考える実践への近道だと考えます。
これまで、トヨタ関連やビジネス書を沢山読んでいる人たちが
知識は沢山あるけれど、実践に移せないと沢山相談を受けてきて
行きついた私の研修方法です。
リーダーがトコトン学んでも、動くのはみんな。
その場合、経験のないリーダーがみんなを動かすのは
説得力がないので至難の業。
10を実践しよう!とせず、
1だけ実践しようとなれば、とても分かり易いので
皆動き出します。
私の研修は、基本的で難しいことは言わず、
当たり前のことを、分り易く、
私のクライアントの実践現場を通して伝えています。
金沢森林組合様、といっても8つの現場が受講。
各所がご自身達のペースで実践されています。
- 本所
- 3つの支所
- 工場
- 現場土場
- 緑化僕センター(販売所)
- 林業の大学
今日は、現場土場に実践状況を確認。
2週間で沢山の廃棄と整頓を実践していました。
今まで、土場までの道に手すりや階段などない状態。
そこから安全ではなかったと気づき、
早速、取り付けていました。
研修では、収納ノウハウよりも、
安全でない場所を徹底的に潰すことが先決だと順序を
伝えているので、余計な事を考えず実践しやすく促しています。
土場にある不要な木も伐採し、金沢の景色が見わたせる空間へ。
少しの事でも、みんなで動けば大きく現場は変わります。
土場は、以前は多くチェーンソーや森林に関わる道具が沢山。
直置き、分類、ゾーン分け、表示、標識、使用頻度別収納、動作動線削減
が全くない状況。難しく考えず、基本の考えと手順を伝えただけ
私が不参加でも動けています。
- 要らない物が全て廃棄
- 全てに必要な仕組みを構築
土台が出来たので、
更なる改善の為に、現状の課題をお伝えしてきました。
何をすればよいか明確なので、それを実践していくだけです。
見学で同じように実践している現場(済美幼稚園)を
見ることで、目標ができて実践に繫がったようです。
1年後には、済美幼稚園様が金沢森林組合様に見学にいく
約束をしているので、それもお互いが励みになっているようです。
次は緑化木センター様の取組をご紹介します。
本日も、ブログを読んでくださる皆さまに感謝します(^-^)