2021年5月12日
職場の整理収納アドバイザー、家村かおりです。
この日は、済美幼児園(未満児別館)の環境整備コンサルデイ。
終了してから、本館の幼稚園にも環境整備のリーダーに合いに行きました。
今日はこのリーダーMさんのことを書きます。
済美幼稚園が、私のクライアントみづほ工業株式会社に整理整頓の見学に行き、済美幼稚園にコンサルに入ってから3年目。
Mさんは、環境整備を掲げた初年度、当時のリーダーHさんと私のやり取りをまじかでずっと様子見していました。
当時の園の様子は全館至る所モノで溢れかえってこんな感じでした。
毎日届く沢山の教材や日々の行事に追われる毎日。
当初は全社員で館内全体の不要なモノを整理していきましたが、ある程度整理が進むと、今度は
- 地震が起きたら子供や職員の避難通路が保たれるか?
- 壁面の額縁、上棚の物が降ってきて凶器とならないか?
- 救急道具は非常時にすぐに見える場所にあり、使える状態か?
- 職員の作業負担が多すぎて、疲弊しながら保育していないか?
などなど、細かく見直し、崩れないようにモノの配置を
- 使用頻度、使用場所、使用目的を話し合い
- 崩れないように定位置管理していきます
たかが、ほんの些細な動作も1個や2個ではなく100や1000個の単位で徹底的に改善することで、安全や効率化が見える形となって表れてきます。
Hさんの行動が今度はMさんを突き動かします。元々、整理整頓が苦手と言っていたMさん。
整理整頓は理論があって、その流れで行えばどう動けばよいかどんどん理解していく内に今ではトコトン突き詰めて動く人、なくてはならない存在になっています。
この日はホールと教室の間に位置する空間に
どうしても、ここで使用する物をどういれるか悩み、
子供の職員も怪我をしないように工夫していました。
2年前はこんな感じの二つの空間。
- 運動がとても多い幼稚園なので毎日使うマット置き場。
- この階で使用するヒーターは通路の上部に収納。
どちらも危険で、地震が来たら更に危ない状態。
マットシンプルな整理整頓のセオリーに基づいて
- 重いモノは下段へ収納
- 使用頻度の高いマットはゼロアクションで戻せる場所へ
- 子供が使う積木は子供の出しやすい高さへ
- 表示・標識の徹底
- 落下の危険が予想される物はネットなどで対策
Mさんは改善の繰り返しだ各箇所を危険と非効率から改善していきます。
環境整備はパズルみたいに感じます。
始める前は、ピースがはまらず散らばっていますがどんどん、ピースがピタッとはまっていき、出来上がった時は、
済美幼稚園が掲げる「みんなに喜んでもらえる幼稚園」の絵が出てくるのかなと思います。
安全・効率化の先に職員や子供達の笑顔に繋がりますように。
話を少し変えて、最近勉強になったある動画のご紹介です。
もうご覧になられている方も多いと思いますが
整理整頓コンサルティングをしている中で
とても学ぶことが多かったです。
- 家族が大事
- 根源に誠意
- あの人から買いたい
など、自分が大事にしている部分と、
ビジネスの考え方が素人の私には、華僑の教えはとても響きました。
仕事でも何でも、嫌なら辞めるといいう選択肢がある境遇と
他国に出稼ぎに行き、嫌でも目標達成するまで選択肢がない場合、
ビジネスの考え方がこんなにも深いのかと考えさせられました。
オンラインサロンも無料で行われていて
色んな学びがあるよう。ここは好き好きですのでご紹介だけ(^-^)