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環境整備と企業文化「当たり前を疑う」2021/5/12

2021年5月12日

職場の整理収納アドバイザー、家村かおりです。

 

この日は、済美幼稚園の別館、幼児園(ナーサリー)で

整理整頓コンサルティングです。

 

 

幼稚園は下の画像のとても大きな建物。

幼児園(ナーサリー)は隣接する別館で

こちらも体育館などがり、更に大きな建物。

沢山の部屋がり、迷路のようで私は何度も迷子になっています。

 

幼稚園と並行して、こちらの幼児園も

担当窓口を別においてコンサルティングに入っています。

 

幼稚園との環境整備の大きな違いは、未満児は、

 

  • 全ての物をなめたり、口に入れてしまう
  • 注意書きが意味が分からない
  • 子供の身長の高さに危険物があるとすぐにぶつかり怪我をする

 

例えば、手洗い石鹸を自動センサータイプの物に変えたくても

子供達は、まだ理解できず、自動で出てくる泡石鹸のワクワクから

そこから永遠に離れらなくなる。

 

こんな感じで、幼稚園では改善できた方法も

幼児園では取り入れられられない改善方法がいくつもあります。

 

何でも口に入れてしまうので、壁面に使用しているマグネットの

小さな物から、大きな物に改善です。

 

この場所は、想像力を悲観的に働かせて

起こりうる全ての事に対処法を考えます。

  • 園児が怪我をしないように
  • 先生が衛生管理しやすいように
  • 毎日の作業動作を洗い出し、動作削減を徹底的に行います

 

ゴミ箱も、手で開けるタイプから足で踏むタイプへ変更

私はアドバイスしながら沢山の課題と対策をアドバイスしていますが

今回は翌日に改善個所をすぐに画像が送られてきて

皆さんの環境整備への真摯な姿勢が伝わり

どの職場に行っても、一生懸命に取り組むスタッフが

必ず現れて、コトが進んでいくのを目の当たりにします。

 

衛生管理の視点から、おむつなどが入るゴミ箱は

  • 菌の拡散を防ぐ為、蓋つき
  • ダンボール製からステンレス製に除菌可能に変更。

 

 

園長が、一緒に話し合いに入ることで、

  • 物の取捨選択
  • 方法の取捨選択
  • 園が掲げた運営計画の一つに環境整備があること再認識
  • 幼稚園で実践したファイリングを幼児園でも導入

整理整頓によって当たり前の作業を疑い

改善の繰り返しです。

 

環境整備の目的は安全と効率化。

その先にあるのが保育に専念できる環境作りです。

 

保育を以外のことを何故頑張らなけらばならないのだろう?

と思うことがあるかもしれませんが、

結局、関係ないと思えることが保育に大きく繋がっていきます。

 

「環境整備しなくても、死なないとか、売り上げに繫がらない」

など言われることが良くあります。

 

それでも、安全で効率化のはかる陰に、

社員やお客様への目に見えない安全は

なにより働く事への真摯な姿勢でもあると考えます。

 

ここは、価値観の違いもあるので

何が正解かではなく、取り組みを正解にしていくのだと思います。

(最近私が学びを得ているある方の発信より)

 

 

 

コロナ禍とは関係なく、どの時代になっても

生き残りをかけて、教育方針とは別の強みを年月をかけて構築し

企業文化を育てていくお手伝いを私も全力で頑張ります(^-^)