2021年3月10日
職場の整理収納アドバイザー、家村かおりです。
この日は、
金沢森林組合様の第2班受入日。
・緑化木センター
・本所
の計5名様。
昨日の見学初日の課題を改善し、
出来る限り見直しと準備をしてのお迎えです。
昨日は、第1陣見学とは別に、
監査で金沢市の職員も来園していたので
園は大忙し。
でも、それを受け入れるまでの効率化、
環境整備が出来たことに、自分達自身が感慨深い日でした。
今日は挨拶から園長も参加。
「先生なのに、片付けもできない」
2年前までは、そんなことが先生を苦しめていました。
分っているけれど、多くの行事と教材の中、
- どう時間を作ればいいのか?
- どこから、どんな手順で片づけたらいいのか?
分からないまま、漠然とした苦しみを園は抱えていました。
この日はありのままの状況を包み隠さず
お話しすることからスタートです。
もし、同じような悩みを抱えているのであれば
少しでも共感して頂けるように、ありのまま行こうと決めていました。
見学された方には悟られませんでしたが、
見学までは、
- ここ、表示が抜けている!
- ここに汚れが!
等、気づくことが多く、
バッタバタでしたが、
やるしかないので、環境整備が一気に進みました。
起こりうる全ての出来事に意味を感じます。
昨日と同じく、事務所バーチカルファイリング説明からスタート。
金沢で行われた長野ゆか先生のセミナーの話も交ざり、
なんとも分かり易い説明。
キャビネット内のビフォアーの拡大写真も
使用しながら、改善後にどのような効率化が図れたのか
実際の作業例を出しながら、、、
ここに来るまでにどれだけ練習やイメージトレーニングを
したのだろう、、、
と、見ている関係者はハッとさせられ、
心揺さぶられる瞬間でした。
お役に立てればとの思いで見学を受け入れることで、
逆に自分達が成長させて貰える機会を頂いいたことに
気付くことが出来ました。
書庫でも、ビフォー写真を使用しての説明。
パーテーションの奥では
別のスタッフがズーム会議に参加している。
そんな、リモートができる空間を作れたのも
環境整備の賜物。
取組当初はコロナがまだ身近になかったのですが
コロナが広まったことで、
環境整備をやっていて本当に良かったと実感する日々です。
書類の説明が終わると、
事務所内の工夫
- 配線
- 鍵
- ホワイドボード
- 電気
- 館内放送
- 壁面
- 直置きしない工夫
等々、時間の許す限り見て頂いて、玄関ホールに移ります。
ホールでは、
- 音響配線
- 高い場所の棚のあり方
- 配電盤への行動動線確保
- 台車や脚立の管理工夫
- 大きな物の定位置管理
等、説明です。
ちょっとしたことが、
事故へと繫がる恐れがあるので、
小さなことを沢山改善してきた取組を
見て頂きました。
そして、玄関ホール環境整備掲示板には
昨日の見学第1陣の様子をすでに掲示し、
皆さんは驚いて、写真を撮っていました。
見学が堅苦しくならず、楽しんで頂けるように
今、出来ることを工夫です(^-^)
そして、職員室に移動。
2年前の写真を見て頂き、驚く皆さん。
本当に物が散乱し、
何から手をつけてよいか分からい過去。
「自分達もここからスタートしたけど、なんとかやれました。
自分達も、もう過去には戻れない。戻りたくない。」
そんな心境を交えてのトークです。
給湯室も棚や引き出しの中まで
見て頂き、ありのままの現状をお伝えしました。
実践に踏み切るには、大変なこともありますが
まずは、実践で基礎構築が大事ですね。
その上で、どの手段を取捨選択していくかを議論し、
失敗すればやり直しの繰り返し。
失敗からその企業のベストが見えてくることが多いので
どれも意味があると思います。
見学の良い所は、現実的な声に出会えることですね。
幼稚園の実践目的は
- 園児の安全
- 職員の安全
- 災害時、避難通路の確保など子供を守る行動が出来る環境作り
これらの目的を考えると
- 例え活動の必要性を感じない人がいても、
- 異論を唱えてくる人がいても、
誰かがやるしかない。
リーダー達は辛い思いもすると思うけれど
覚悟を持ってやるしかない、でも必ず
やった企業にしか手に入らない
- 景色
- 安全
- 効率化
- 成長
- 感謝を思う気持ち
など多くの収穫があると私達は気づくのでした(^-^)
この2日間の見学、気づきに改めて感謝します。
最後に、
「1年後、今度は私達が御社に見学に行かせてください。
共に頑張って環境整備仲間として交流していきましょう」
と「約束」をしていました(^-^)