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済美幼稚園「壁面はもう一人の社員扱い」2021/2/4

2021年2月4日

職場の整理収納アドバイザー、家村かおりです。

 

この日は済美幼稚園様、環境整備コンサルデイ。

玄関ホール全体の改善です。

 

玄関には受付嬢などいませんから、

入ったその瞬間が園の醸し出す第一印象。

 

人がいないのであれば、

環境が出来るおもてなしを考えます

  • 常に清潔で
  • 訪問者が見えるように
  • 対応がしやすいように
  • 子供達が怪我をしないように
  • タンカーや救急道具は取り出し易く見える配置
  • 園が伝えたい想いが勝手に目に入る説明要らずの壁面
  • 消毒等、コロナ対応
  • ウエルカムボード準備

等、色々です。

 

すでにこれまで改善を繰り返す中で

終えている項目も多くあるので

この日は壁面に着手。

 

残りは大量の宿題として

次回までに実践出来る範囲まで取り組んでもらう。

 

まずは、館内案内図のマグネットボード。

すでに情報が古いので使えません。

 

しかし、マグネット機能は使えます。

壁紙を貼り、自分達の環境改善の取組を伝える空間にします。

 

2018年、私の環境改善クライアントであった

みづほ工業株式会社様に済美幼稚園様が見学に来て

スタート。

 

みづほ工業様の壁面も、ご自身達の活動を

隠すことなくオープンに掲示し、

沢山の見学者のお役に立てるように活動していました。

 

済美幼稚園様も同じように他社に役に立つように恩送りです。

 

恩送りだけでなく、

コロナ禍、少子化の時代、

自分達も生き残りをかけて今出来ることに取組ます。

 

壁面は話が出来ないけど、見せることはできる

もう一人の社員、セールスマンです。

 

なぜ、環境改善に力をいれるのか?

 

  • 日常、お預かりしているお子様と社員の安全を守る為
  • 非常時、すぐに対応できる安全で効率的な環境を準備する為

 

その準備につきます。

2年前、園長と副園長がみづほ工業株式会社様の

「みづほの3S活動の歩み」の壁面を見学している様子です。

そして、すぐに研修、実践と行動し、

2年目に入ったところで、

見学依頼を貰うほど、試行錯誤しながらも実践しました。

 

済美さんのスタンスは、

すぐやる、まず動く、

そして改善が必要であれば、改善してより良いモノを作り上げていく。

 

その繰り返しです。

 

時間の経過とともに、その効果(効率、安全、内部・外部からの信頼)

を体感しています。

ただ、ビフォーアフター写真を出すのではなく、

  • 何の為に環境整備をしているか?
  • 具体的に何を改善するのか?

を表現していきます。

 

ここには、園全体の環境整備取組と、

10か所で管理していた文書が3か所になった

画像を表現します。

まだまだ続く活動。

来年度は新しい取り組みが始まるので

更に準備です。