2021年1月20日
職場の整理収納アドバイザー、家村かおりです。
今日は済美幼稚園の環境整備コンサルデイ。
寒さは続きますが、今日も議論は熱く、行動も素早く
実りある1日でした。
事務所、職員室、音響スペース、玄関、ホール、
書類と環境整備は進み、
一番やりたい各クラスの整備にもう少しで着手できそうです。
しかしながら、これまで構築してきた
整理整頓を崩さず、維持管理する為には
ルール作りも必須。
各クラスに着手する間に、
全体が崩れてしまっては、元も子のないのです。
そこで、5Sなど
チェック表を作るのが常ですが、
このチェック表も作っても機能しなければ意味がありません。
私が日々感じるのは、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)に取り組む企業でも
- スローガン
- ポスター
- ルール
掲げられていても
企業や店舗に入ると
- モノが直置きされていたり
- 表示、標識があったり、なかったり
- 定位置管理されていなかったり、
- 適当にモノが置かれたままになっていたり
- 掲示物の内容が終了しているモノだったり
- 隅が埃だらけだったり
維持継続の難しさを実感します。
なので、私は2S(整理整頓)部分が大事で
適当にやるのではなく、徹底して基礎を作り
維持継続の仕組を構築することが大事だと思っています。
保育に取り組む社員達。
なるべく、日々一生懸命に働く社員が指摘されて
嫌な思いをしないように、
改善個所を気づいてくれてありがとう!と
応援するための、チェック表システムを意識します。
重箱の隅をつつくような
責めるようなチェック表は、なしです。
- 管理しやすく
- 全社員に共有も瞬時にでき
- お客様にも見えるように
- 最初は項目少なく徹底的に出来るように
- 管理者やチェック担当者が通常業務と両立できるように
- 書類の管理労力、管理スペースをとられないように
- 全個所、一個の管理表で管理できるシステムになるように
そぎ落とせることは、そぎ落としチェック表を提案。
それらの考えを元に
- 項目決め
- 場所
- システム作り
- 具体的例
- チェック担当者以外に気づいたら、それをボトムアップし
- 参加できる仕組み
について話し合いました。
メンバー全員で考えがまとまると
- 一気に資料を作成する人
- 表示する人
など、速攻で行動に移るので、
これまでの実践経験がここまで人を突き動かすのだと実感します。