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済美幼稚園「職員室、片付く仕組み構築」2020/11/30

2020年11月30日

職場の整理収納アドバイザー、家村かおりです。

 

今日は済美幼稚園様、環境改善コンサルティングデイ。

雨も上がり、片づけ指導日和☀

 

最初は、

整理や整頓、使用頻度、使用目的、

定位置管理・・・・なんのこっちゃという空気も、

 

スモールステップで小さな成功体験を積み重ねるうちに、

  • 整理されてないモノ
  • 適当に置かれているモノ
  • 使用目的が不明なモノ
  • 床に直置きしてあるモノ

など、これらの状態に違和感を覚えるようで

先週訪問したばかりの職員室が、さらに改善の手を加えられていました。

 

片付く仕組みさえ作れば、

整える時間や、片づけて~という時間もなくなり、

精神的効果を体感されているようです。

 

「注意しなくていいって、本当に気持ちが楽になれるんですね」

 

と、一週間を振り返り、

何も指示や指摘しなくても、

モノが片付く空間は、

 

本来の業務に没頭できる

モノも心も快適な空間だと気づきを得ます。

 

私もとても嬉しい気持ちになりました(^-^)

 

以前の職員室は、スタッフルームと幹部の部屋が仕切られていて、

スタッフのデスクも壁面を向き、コミュニケーションが

上手くとれない空間でした。

 

コロナ対策の先端?だったかも・・・

でもコミュにケーションは大事!

 

特にお預かりしているのは子供であり「人」。

 

上下関係に関係なく、

コミュニケーションを日々とれる環境は

自分自身の成長や園全体の成長にもとても大事な役割を果たします。

 

以前の職員室内に園長と副園長の小部屋がありました。

なので、中々お話しできる機会がありません。

思い切ってこのパネルを取り外し、事務所の廊下で再利用。

 

人と人のコミュニケーションが取れる職場を第一の目的にしました。

 

目的が明確なので、モノの位置も

自然と決まりました。

ここは、保育に必要な備品管理室になり、

設備に必要な備品は事務所管理と棲み分けをしました。

 

現在の状態です。

今まで、事務所に取りにいっていたモノがここで管理され、

事務所で使うモノは全て事務所へ。

 

備品オーダーもし易いようにモノの分散を無くします。

 

必要なモノはグルーピングして、すぐに取り出せるように。

 

また、備品もアイテム別でゾーン別に色別に管理。

探しやすく、戻しやすい状態に。

一時的に必要になり、イベントが終わればなくなるモノ

に対しては、

 

「一時的、仮置き場」を設けて床や机に散乱するのを防ぎます。

 

 

今回は一部をご紹介ですが、

何十か所も同じように徹底的に改善を繰り返すことで、

 

実践した職場の人達にしか見えない景色に遭遇します。

登山のようです。

 

今日もありがとうございました。