2020年11月16日
職場の整理収納アドバイザー、家村かおりです。
今日は済美幼稚園の環境改善指導日。
場所ごとにリーダーやメンバーが変わるのですが、
今は一人のリーダーに手の空いたスタッフがどんどん加わるシステム。
今日は、私が訪問する日だと分かっているので、
皆、仕事をコントロールしながら、私がいる2時間めがけて
参加してきます。
4人にそれぞれ担当を振り分けると一気に進みます。
園長や理事長も今日は顔を出して、
中間報告です。
理事長は工務店をしているので、
必要な収納をオーダーメイドで設置してくれたり、
補修してくれます。
専門家ならではのアイデアで、設置されるので
丈夫で使いやすい収納が作られます。本当に感謝です。
今日は壁面の改善です。
壁面にある全てのモノを改善。
- 時計の高さ
- 情報の場所
- 床に置かず壁面に必要なもの
- 動線と壁面の情報の相互性
- 重複して貼っているモノの破棄
- 表示・標識・定位置管理
- 要らない画びょうやシール、マグネットの破棄
ほんの一部ですが、徹底的に見直しです。
例えばホワイドボード。
例えばホワイドボード
適当に標識・表示しても時間の経過で
用紙は曲がったり、色々崩れていきます。
枠線作りも、ピッタリにすることで、
曲げることが不可能にし、崩れない仕組にしていきます。
気を付けなくても、綺麗にしかならない工夫を
取り入れていきます。
一旦やりだしたら、少しのズレも許さないのが男子達(笑)
どんどん進む。
よくある会話は
「家村先生、これはどこに?」
答えは、日々の作業を聞き出し、
・作業動線上に
・身体的リスクが最低限になる高さや位置に
・使用頻度から見た定位置の決定
・ベストではなく、安全優先に考えると、どこがベターか?
・答えが選べる場合は、テスト期間をもうけ、ダメならBプラン
全部のモノの定位置の答えは
会話の中から、皆が自分で見つけていきます。
そして、壁面にある情報が
共有・活用されているか?
これは、長野ゆか先生とファイリング導入期間に本当に
再認識させられた学び。
情報は資産だということ。
自問自答していくと、答は簡単な場合が多いです。
本来の済美幼稚園様の効率化を導くのが私の仕事です。
コンサルの入るメリットは、この誘導を
- 自分達でして、間違って、やり直して・・・
- 最善方法を知らず、間違ったまま非効率な状態を続けること。
- 客観的に見れず、小さな答えの中で動く事
- 最善の方法で、最短で進める事
- 職員同士だと嫌なセリフになってしまうことも、私が外部指導者として伝えるので、嫌みに聞こえないこと
私が入る意味が、ちゃんとあるように
徹底的に改善指導です。
今日も仕事が出来ることに感謝します。