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みづほ工業株式会社「3S活動中に起こる問題」2015/5/25

2020年5月25日

職場の整理収納アドバイザー、家村かおりです。

 

今朝は3S会議に参加の為みづほ工業株式会社様へ。

 

手前右が私、家村かおりです(*^_^*)


2014年10月から3S(整理・整頓・清掃)活動導入の
レクチャーに入ってから気づけば半年以上が経ってました。

導入当初とリーダーは入れ替わり、若手中心の
メンバーが引き継ぎ新たに切磋琢磨の日々です。




自分達を取り巻く環境が劇的に綺麗に変化していく
中で、難題勃発。


3S活動の考え方は社員全員で私のセミナーを受講
したので皆同じ知識からのスタート。



やるべきことが目に見えて沢山あった当初は、皆で力を
合わせて取組に必死。どんどん会社がピカピカに
変化し、またそれに慣れてピカピカが当たり前になって
いきました。


モノが効率的な環境を手に入れつつあるのです。


しかし、ここで心の問題です。

モノが効率的に回転すれば、自然と心も効率的な環境に勝手に
変化するのかと言えばそんな簡単ではありません。

社員同士、社員と経営陣の心のコミュニケーションが
効率的になるとは限りません。

慣れてきたと思っていた3S活動の取組の中で、
意見の相違が生まれました。


この状態で3S活動を続けて、心がバラバラになって
この活動に何の意味があるのか?


ある問題にぶつかりました。


問題なのは、意見の相違ではなく、
「何が問題なのか?」に気づいたことです。

その問題は3S活動をしなければ生まれなかった問題。


そして、その問題が大事だと気づき、議論し
その問題に上下関係なしに向き合ったことに
大きな意味がありました。


3Sの醍醐味はここにあるのかもしれません。
心の効率化・・・問題を一緒に乗り越えて得る絆。

そこから根付く企業風土。



問題を立場関係なく「これが問題では?」と
提議して、解決、改善に挑む。ここで成長するのは
この問題に携わった人全て。


最初は勇気がいる提議も、一度乗り越えれば
次の問題にぶつかった時も自分達で乗り越えて
いける。

 

これを繰り返して繰り返して、問題が
問題でなくなっていく。


ここからが3S活動のスタートなのかも知れません。
いずれ、この活動が習慣化することを願って(*^_^*)